ビールのおいしいマメ知識

暑い夏は、本当にビールがおいしいですよね。(私は飲めないのですが・・・)
日本酒が米のエキスといわれるように、ビールは麦を原料とするので、液体のパンといわれています。
ところで、ビールを飲むと太るという話を耳にしますが、そうではないようです。
缶ビール(350ml)1本が約140kcal、大瓶(633ml)1本が約240kcal。ごはんが1膳で約200kcalなので、ビールのカロリーが特別高いわけではないのです。
問題なのはおつまみです(◎-◎;)
ビールの苦味が、ソーセージやハム、からあげ、ナッツ、チーズ、フライドポテトといった脂っぽい食べ物とよく合います。
一方、日本酒には、刺身や酢の物、焼き魚といったさっぱりしたものが合いますよね。
またビールはアルコール度数が低いので、量をたくさん飲んでしまいがちです。
アルコールは代謝が早いので、飲んだ後しばらくすると低血糖になり空腹を感じて、家に帰ってからラーメンやお茶漬けを食べてしまうのです。
肥満を気にする人はおつまみや飲む量に気をつけてくださいねo(´~`;)o
ところで、ビールを飲むと眠くなりませんか?
これはビールにはホップが含まれているためです。
ホップはビールの苦味の正体で、ハーブの一種です。睡眠作用や鎮痛作用があり、非常に気分をリラックスさせてくれます。
ストレス緩和の効果があるので、気分を発散するためにビールを飲むのは理にかなっているのですね。
ただし飲みすぎにはくれぐれもご注意ください。
おいしいビールの温度は、夏は7~8℃、冬は8~10℃くらいといわれています。
冷蔵庫に入れて3~4時間くらいしたら飲み頃です。
どうしてもビールを早く冷やしたい時は、カラになった牛乳パックの口を開いてビールの瓶を入れ、氷と水を入れて冷蔵庫に入れます。
こうするとただ冷蔵庫にいれておくよりずっと早く冷えます。
缶ビールは、ボールなどに氷と水を入れて冷やすと同じ効果があります。
冷凍室に入れてもいいのですが、冷えすぎて凍るとおいしさが半減してしまうので、15~20分くらいで取り出すことを忘れずに(o^_^o)σ
瓶ビールや缶ビールをグラスに注ぐ時には、上手に泡をたてましょう。
泡は、ビールの中から炭酸ガスが抜け出るのを防ぎ、空気にふれて味が落ちるのを防ぐふたの役割をしています。
酸化すると味や香りが落ちてしまいます。
ビール8対泡2の割合を目指して注いでください。
ビールをつぎ足すと、空気が混ざって酸化しやすくなるので、飲み干してからついだほうが、おいしく飲めます。
カレーの仕上げやすき焼きなどの煮込み料理に少しビールを加えると、味にこくがでます。
また、水の代わりにビールで溶いたてんぷらの衣は、とてもサクッと揚がります。
サクッとさせるポイントはビールの泡にあるので、飲み干して炭酸が抜けたものではなく、新しいビールを使いましょう。
ビールのホップやアルコール分が生臭みを消すので、魚のてんぷらには特に合いますよ>°)))彡

