今日はコンニャクの日

こんにゃくは、こんにゃくいもといわれる里いもの仲間の球茎を原料に作られます。
マンナンという、あまり消化性のない成分が主で、これを粉にして、水と熱を加えてのり状にし、固めたものがこんにゃくとなります。
黒いものは、ほとんどが海藻を加えて固めたものですが、生のいもをそのまま使ったものもあります。
糸こんにゃくは細く固めたものです。
消化がよくない分、食物繊維が腸の掃除をしてくれる働きがあり、また、97%が水分からなるコンニャクはカロリーがほとんどないので、ダイエット食品の代表としてよくあげられます(=^^=)
昔から「コンニャクは体の砂払い」といわれるように、便秘の解消に大きな効果があることも知られています。
コンニャクには、グルコマンナンという食物繊維が豊富。
グルコマンナンは、胃では消化されず、腸内にある老廃物を吸着して、体外に排出する働きがあります。
また、コレステロールの上昇を抑える作用もあるので、肉料理などに組み合わせて使うのも有効です。
このコンニャクの扱い方のコツについてですが、パック入りのコンニャクの中に入っている水は、コンニャクの保存に必要な石灰水です。
パックから出して使う時は、石灰水の臭みをとるため、さっと下ゆでをしてから料理に使いましょう。
またパック入りのものは開封前なら、常温で2ヶ月くらい保存できます。
使い切れなかった時は、下ゆでをしたものをラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。

