旬の鰹でスタミナアップ
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」とうたわれるカツオには、旬が年2回あります。初夏の今頃にとれるカツオは「初ガツオ」「上りガツオ」と呼ばれ、秋口の9月頃にとれるカツオは「戻りガツオ」といい、脂がのっています<゜)))彡
江戸時代、江戸っ子にとって初ガツオを食べることはかっこよさときっぷのよさの象徴でした。
旬のものだけに栄養価は高く、初物を食べると寿命が75日延びると信じられてきたのです。
また「女房を質に入れても初ガツオ」といわれたように、カツオは非常に高価な食べ物でした。
1本の値段は、現在の7万円に相当したとも言われています。
語呂合わせが好きな昔の人にとって、カツオは「勝つ男」に通じることから縁起がいいともされていました。
カツオの代表メニューといえば・・・やはり、たたきが有名ですね。
表面を強火で手早くあぶることで、皮と身の間にあるうま味や脂肪が身にしみ込み、香ばしさも加わります。
カツオがもてはやされた江戸時代、カツオは刺身で食べられていましたが、食中毒が続出((p(>o<)q))
というのも、カツオは非常に痛みやすいのです。そこで、表面を火であぶるたたきが登場するようになったそうです。
栄養面では、良質のタンパク質や、疲労回復やスタミナアップに効果的なビタミンB1、脳の働きを良くするといわれるDHAがたっぷり。
暗赤色をした血合いの部分には豊富な鉄分が含まれています。
カツオのたたきにつきもののネギやニンニクに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収を高める作用があるので、カツオと一緒に食べるのはとっても効果的です。
カツオは漢字で「鰹」と書きますが、実は非常に柔らかい身で崩れやすいのです。
「堅い魚」と書くのは、カツオが傷みやすく柔らかかったため、干す、蒸すなどしてかたくして食べていたからで、その代表がカツオ節です。
生のカツオに比べ、エネルギーは約2倍、タンパク質は約3倍にアップ。
カツオ節1本で1ヶ月生き延びられるといわれ、ヨットで太平洋横断する時や登山には、昔はカツオ節を1本持っていったのだそうですよo(^◇^;)o