おいしいそうめんのこつ

ついに夏本番!暑い日には、のどごしの爽やかな
そうめんがおいしいですね。
そこで今回は、そうめんをおいしくゆでるこつについてお話ししたいと思います。
そうめんをゆでるときのこつは、第一に、
たっぷりの湯でゆでることです。
湯の量が少ないと、麺を入れたときに温度が急激に下がり、再沸騰までに時間がかかります。
すると、小麦粉のでんぷんが湯に溶けて、麺の味が落ちてしまうのです。
湯の量の具体的な目安は、2束ゆでるなら最低2リットルは必要なぐらい、かなり多めです。
湯が沸騰したら、そうめんをパラパラとほぐすように入れ、麺が互いにくっつかないよう、すぐに菜箸で軽くかき混ぜます。
そして、湯が再び激しく沸騰してきたら、ふたつ目のPOINT、
差し水をするタイミングです。
この差し水は、そうめんにこしを出すために行います。
一度にカップ半分くらいを、ゆで上がるまでに2~3回行うと、こしがでます。
おいしいそうめんに仕上げる3つ目のPOINTは、ゆで上がったそうめんをザルにとって、
流水にさらすことです。
こうすると、ゆでている間に出てきた麺表面のぬめりを、洗い落とすことができます。
この時、注意することは、粗熱がとれるまでそうめんに手をふれないこと。
熱いうちに触ると、手の脂やにおいがついて、味がおちてしまうからです。
ある程度冷めたら、今度は流水のもとで手でもみ洗いします。
そうめんは、小麦粉を細く伸ばすために、表面に食用油が塗ってあり、この油を落とすために、
手でしっかりと洗うことが必要です。
このように、冷水にさらした後に手でもみ洗いすることで、そうめんはよりすっきりとこしのある食感になります。
では、このおいしいそうめんにぴったりのつゆの作り方もご紹介します。
昆布やかつお節のうま味をたっぷりきかせてみました。
*:;,.☆めんつゆのレシピ☆・:.,;*
【 材料(4人分) 】
昆布(5×5cm)2枚、かつお節25g、みりん・醤油各1/2カップ
【 作り方 】
(1) 昆布は表面を軽くふき、水3カップが入った鍋に入れ、約30分おく。鍋を弱火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。
(2) 強火にして煮立て、みりんと醤油を加える。再び煮立ったら弱火にし、かつお節を加える。
(3) 再び煮立ったら弱火にし、アクをすくい取りながら2~3分ほど煮る。
(4) ボールに受けた万能こし器でこす。粗熱が取れたら、容器に移しかえて冷蔵庫で冷やす。
このめんつゆは冷蔵すれば7~10日くらい日持ちしますので、多めに作って保存しておいてもいいですよ。
そばやうどんのつゆとしても使えます。
*:;,.★節子のワンポイントメモ★・:.,;*
そうめんを小分けにしてきれいに盛りつけたいときは、ゆでる前に麺を30gくらいの束にして、片側を木綿の糸で二重に巻いて結びます。
麺をゆでて、糸を巻いた端を切り落とし、小さくまとめながら器に盛りつけてくださいねo(^-^)o
