おいしいカツ丼を作るコツ

ご家庭でカツ丼を作るときは、市販のトンカツを買って作るか、または前日に食べたトンカツの残りで作ることが多いのではないでしょうか。
でも、カツ丼用にひと手間かけてカツを作ると、よりいっそうおいしくなります。
カツ丼のカツを揚げるときのコツは、衣を2度づけすることですp(*^-^*)q
普通、トンカツを揚げるときは、前回もお話ししましたように、小麦粉、溶き卵、パン粉の順でつけますが、カツ丼のカツの場合は、小麦粉と溶き卵をつけたら、もう一度、小麦粉、溶き卵をつけ、そのあとにパン粉を付けます。
こうして衣を厚めにつけると、煮たときに衣が丼つゆをよく含んで、よりおいしく仕上がります。
肉にパン粉をつけ終えたら、揚げ油に入れ、キツネ色にカラリと揚げましょう。
このとき気をつけたいのは、カツ丼のカツは、少し早めに取り出すこと。
ここでカツに火を通しすぎると、あとで火にかけて煮たときに、肉がかたくなってしまいます。
理想は、肉の中にまだ赤みが残っている程度です。
カツが揚がったら、食べやすいサイズに切り分け、小鍋に入れて、玉ねぎ、丼つゆとともに火にかけます。
煮立ってきたら蓋をして中火で煮ましょう。
1分ほど経ったら、溶き卵を回し入れますが、ここでの重要なポイントは、カツ丼に使う卵は、ほぐしすぎないようにすることです。
卵を溶きすぎると、卵白のコシがなくなってしまい、カツの上に卵を回しかけたとき、丼つゆのほうに流れていってしまいます。
卵がカツの上にふわっとかぶさるようにするには、白身と黄身が軽めに混ざっているぐらいにしたほうが良いですよ(*^-^*)

