ハマグリを上手に焼くこつ

ひな祭りやお祝いの席では、ハマグリのお吸い物が定番ですね。
今回は、このハマグリについて、お話しします。
ハマグリの旬は2~5月頃。
「夏のハマグリは犬も食わぬ」ということわざがあるように、夏はハマグリの産卵期にあたるので、中毒に気をつけましょう。
ハマグリを買うときは、程よい大きさでしっかり閉じたものを選びましょう。
この時、ハマグリ同士をぶつけてみて、コツコツと澄んだ音がするものを選ぶのがポイントです。
砂出しは、水1カップに小さじ1の割合の塩水に一晩つけておきます。
貝が吹き出した水で床がぬれないよう、容器の上に新聞紙をかぶせておきましょう。
大きめのハマグリは、焼くと美味しくお召し上がりいただけます。
貝殻に塩をつけて焼き網に乗せて焼き、お好みでしょうゆを少したらし、汁ごと食べます。
ハマグリが焼けた時、貝がひっくり返らないようにするには、焼き網に乗せる前にハマグリの黒いちょうつがいを切っておきましょう。
これで、うま味と栄養がつまった汁をこぼすことなくしっかり楽しめますよ。(~Q~)。
*:;,.☆ハマグリの栄養成分☆・:.,;*
ハマグリには、鉄分や亜鉛、銅、ビタミンB12などが含まれています。
これらは血液を作る作用がある栄養素ですから、貧血気味の人や女性にはうれしい食材です。
ちなみに、ハマグリ2個(50g)に1日に必要とされる鉄分の5分の1が含まれており、しかも鉄の吸収や利用に必要な銅や亜鉛といったミネラルも同時に含まれています。

